肋間神経痛になってしまう様々な原因

内耳のリンパ液が中耳に漏れる外リンパ瘻などを放置すると、肋間神経痛になることもあります。
様々な原因が考えられるのが肋間神経痛であり、それには、外傷や大きな音の刺激を受けた時などがあります。
要するに、原因があらかじめわかっているものについては、肋間神経痛とは診断されないのです。
ロックコンサート会場や騒音の大きな場所に長時間いることで、肋間神経痛になる場合もあります。
何故、内耳に障害が起きるかは今のところわかっておらず、肋間神経痛になる原因には、色々な説があります。
外耳道の閉塞も肋間神経痛の原因の１つで、耳垢がたまったり、異物が詰まったりすることでも起こり得ます。
まず、毛細血管の血流が妨げられて、内耳に血液が十分届かずに機能低下し、結果肋間神経痛が起きるという説があります。
耳の病気からくる肋間神経痛の原因としては、急性中耳炎、滲出性中耳炎などが挙げられます。
そして、耳小骨のアブミ骨の動きが悪くなることで起こる耳硬化症が、肋間神経痛の原因になることがあります。
他にも、内耳の病気である内耳炎や、メニエール病を起こす内リンパ水腫が、肋間神経痛の原因になり得ます。
そして、感染症に対して抗炎症作用を持つステロイド剤が肋間神経痛に有効とされていることからウィルス感染が原因という説もあります。
肋間神経痛は、聴神経腫瘍やおたふくかぜが原因でなることもあり、脳の一部である脳幹の血管がつまる脳幹梗塞も原因の一つです。