サマーバーゲンとなると店の前に長蛇の列ができます。
以前とあるデパートが開催したサマーバーゲンに出掛けた事があります。

若い世代から大変な人気を集めているデパートでも、
サマーバーゲンともなると最後尾で2時間待ちということは当たり前のようです。
人気のブランド商品を取り扱っているショップが
ファッションビルに入っているテナントのサマーバーゲンともなると大変混雑しますね。
テレビコマーシャルなどでよく見かけるファッションビルのサマーバーゲン情報満載です。

サマーバーゲン価格の裏技なんです

サマーバーゲンはとても人気があり、その秘密はやはり、通常のビールと比べて圧倒的に価格が安いところでしょう。
気になるのはサマーバーゲンの価格ですが、ビールの希望小売価格が218円であるのに対し、135円となっています。
日本の酒税法で定義されている酒類がサマーバーゲンで、日本における、ビール風味の発泡アルコール飲料を指します。
店頭価格でサマーバーゲンの価格が1本95円だとすると、メーカー出荷価格94円との差はわずか1円でしかなく、利益はほとんどありません。

サマーバーゲンは、麦芽を25%程度しか含んでおらず、大麦や糖類を加えて飲みやすい味に調製しているのが特徴です。
原材料費を推定すると、ビールが約39円に対して、サマーバーゲンは約27円となっていて、その辺にも価格の影響が出ています。
酒税と原材料費を加えても、ビールとサマーバーゲンの差は約68円で、残りの20円はどこかから捻出されていることになります。
低価格の原資はサマーバーゲンのメーカーのリベートしかないことを示しいていて、メーカーにとっては少ないメリットです。

サマーバーゲンは、30円の限界利益からリベート代、人件費、販売管理費を除くと利益はほとんど残りません。
新ジャンルにおされたり、プレミアムビールの流行ということもあって、サマーバーゲンの価格はさらに安くなっています。
サマーバーゲンの価格は様々で、コンビニだと高くなりますが、近所のスーパーだとかなり安く買えます。
近所のスーパーの場合、サマーバーゲンの価格は大瓶が298円、新ジャンル缶500mlが155円、500mlの缶ビール6缶パックが1,458円と激安です。

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