勉強法というのが目指す目標によって変わる
そう、勉強法に関する書籍は売れるということですね。
しかし受かるべき試験が存在しているのにもかかわらず、そこから逃避するように勉強法だけを磨いていても何の解決にもならないでしょう。
たとえば、勉強法と一口に言っても小学校と中学校では大きな違いというものが現れてくるのではないだろうかと思います。
これは、小学校の教育と中学校の教育が目指す場所が異なるから、勉強法もそうなって当然だということができるでしょう。
つまり、勉強法というのが目指す目標によって変わる、それが自然なことであり、たった一つの冴えたやり方というのが存在するわけではないということです。
勉強法の技術というのは、単に受験や資格試験の場でのみ役立つ技術であるとも限りません。
勉強法を探しに書店に行けば、本当に何十種類もおいてあることがざらにありますから。
中にはまったく効果が感じられない勉強法というものだって存在するかもしれません。
勉強法には王道がないにもかかわらず、巷には、ありとあらゆる方法論があふれているように感じます。
誰だって楽して結果を出したいと思っているのですから、簡単に受験や資格試験を突破できるほど効果的な勉強法があれば、思わず飛びついてしまうというのも分かります。
勉強法とはどういうものか、いろいろと調べて研究すること自体は悪いことではありません。勉強法とは、いったい何をさすのか気になるところですが、まず、何を指すのかということでそのやり方は変わるのでしょうね。
ですが、必ずしもそういった勉強法が自分に効果をもたらすのかということについては話が変わってくるのではないでしょうか。
確かに、頭のいい人の勉強法というのは、洗練されていて、傍から見ても効果がありそうなことが多いでしょう。
勉強法に決して王道はないということでしょう。
もちろんこうした勉強法に関する本が大量に売られているのには理由があるでしょう。
勉強法の違い、それは義務教育期間中でも感じたことがあるのではないでしょうか。
むしろ、勉強法に費やす時間分、何か有意義なことができたのではないかとすら思えてしまうことがあります
ひとつでも役に立つ勉強法に関する技術を手に入れたら、それを応用させることで広範囲に使えるものになる可能性があるのも、また事実でしょう。
本来の目的、それをぶらすことなく、自分にとってただしい勉強法によって何かを手に入れるべきでしょう。
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