簿記検定は、簿記能力を検定する試験ですが、日本では色々な団体が主催しています。
一般的に目にする機会の多い簿記検定と言えば、全商簿記か日商簿記の二つですね。
どちらも紛れもない簿記検定ですが、それぞれ意味するところが異なるため
資格としての扱いに注意知る必要があります。

全商簿記は、全国商業高等学校協会による簿記検定の事で主に高校生を対象としています。
それに対して日商簿記というのは、日本商工会議所による簿記検定であり、
こちらは社会で広く扱われている簿記です。

簿記検定の申込みの経験談です


あまりお金の事は言いたくありませんが、簿記検定受検はタダではないので受けるからには合格したいですね。
特に商業高校に通っていれば必修科目として簿記が用意されており、簿記検定を受けるのは自然な流れと言えます。
対して社会で活用される簿記は日商簿記と呼ばれるもので、簿記としての基本は同じですが簿記検定として見ると難易度に違いがあります。
日商簿記検定から始める場合、やはり3級から合格を目指しつつ簿記に慣れていくのが良いかと思われます。

簿記検定を高校で受けた時は、学校を通して申込みをしていたかもしれませんが社会人に学校はありません。
或いは簿記検定に向けて予備校にかよっているなら、そこから申込みが可能という事もあります。
個人で簿記検定に申込みをする際には、ウェブサイトか最寄りの商工会議所へ問い合わせるのが通常です。
一度の試験に対して申込み可能な回数は決められているため、一度に二つの簿記検定を受けるには併願する必要が出てきます。簿記検定を学生時代に受けて資格を持っている、という方もかなり多いのではないでしょうか。
参考書だけでなく過去問題をうまく活用することで、ばっちり簿記検定の対策をしておきましょう。
特に過去問題はカギを握っているといっても過言ではなく、次の簿記検定でも似た傾向の問題が出題される事もあります。
簿記検定を受けるのは、何も仕事に直結させようという人ばかりではありません。
不安な場合には、簿記検定試験日の何ヶ月か前に商工会議所へ問い合わせて申込み方法他を確認しておくと良いでしょう。

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