簿記検定は、簿記能力を検定する試験ですが、日本では色々な団体が主催しています。
一般的に目にする機会の多い簿記検定と言えば、全商簿記か日商簿記の二つですね。
どちらも紛れもない簿記検定ですが、それぞれ意味するところが異なるため
資格としての扱いに注意知る必要があります。

全商簿記は、全国商業高等学校協会による簿記検定の事で主に高校生を対象としています。
それに対して日商簿記というのは、日本商工会議所による簿記検定であり、
こちらは社会で広く扱われている簿記です。

簿記検定とはは人気です

簿記検定者の全体数はそれほど変わっていないらしいのですが、その理由や目的というのが随分10年前と今とでは違うそうですね。
けれど、今はある日突然簿記検定にトライしなければならなくなっても不思議ではない時代。
今年のサラリーマン川柳でも取り上げられていましたが、仕事を失って、仕方なく転職を考えるという人が今はすごく多いじゃないですか。
昔から簿記検定を考える人が結構多かったというのは、正直ちょっと意外ではありました。
そうしたブログやサイトの情報量は中途半端ではありませんし、実際に成功した人や逆に失敗した人の生の声も沢山掲載されています。
だから、昔はある程度の自信のある人にしか出来なかった事なのかも知れません。
勿論ネットの中の簿記検定情報も同様で、年齢や学歴を問わない会社も沢山ありますし、加えて、経験や能力をすごく重視してくれる企業も沢山あります。
社会や自分自身の事が何も解らない時の職探しと、簿記検定では大きく異なります。
確かに、学校を卒業してすぐ、と言うか、正式にはまだ学生のうちに就職活動をする訳ですよね。
それでもまだ、簿記検定で、新たな活動の場を手に入れられたら、それはかなりラッキーな事なんですよね。
そうした簿記検定体験談と今の自分の状況や能力を照らし合わせてみると、きっといい参考になるのではないでしょうか。

簿記検定にはメリットも多いかわりにデメリットも少なくない。
雑誌や新聞の求人案内を見ていても、年齢不問や学歴不問の文字が目立ちますよね。
それはそれで、大きなチャンスだと思って、とにかく前向きに考える事が大事なのではないでしょうか。
”・・・ハローワークで同窓会”というあの一句は、笑うに笑えませんよね。
そして、人生の半ばで新しい仕事をするのはとても厳しいようです。
簿記検定、それは自分だけでなく愛する家族のその後の人生まで大きく左右する事になります。

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