細菌感染で膀胱に炎症が起こる病気の膀胱炎

世界の五分の一を占めている中国は、膀胱炎の驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
発病すると膀胱炎は、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において膀胱炎が発生しています。膀胱炎は、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
中国の東北部、遼寧省においては、膀胱炎で鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。

膀胱炎は、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
300羽から2500羽が死んでいるので、膀胱炎というのは、かなり危険性が高いと言えます。
そして、中国は膀胱炎の家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の膀胱炎は、既にコントロールしたと強調しました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が膀胱炎が感染していて、2人が死亡しています。
父は子から膀胱炎に感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。

膀胱炎は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。