細菌感染で膀胱に炎症が起こる病気の膀胱炎

しかも、妊娠中の女性はこれまた膀胱炎になりやすいため、水分摂取量法が用いられる訳です。
ただし、それはごくごく軽度の場合で、大抵は抗生物質の投与を平行するのですが、妊婦に対しては、薬の服用は厳禁ですからね。
だからと言って、素人医学で医師の診察を受けず、勝手に水分摂取療法だけで回復を考えるのは非常に危険です。
そこで、特に中高年になって、元々排尿の回数が増えて来ると要注意、膀胱炎を発症している事に気付かないまま慢性化して行く事も珍しくありません。
そして、とにかく水分を取る事を常に考えればいい訳ですから、予防もしやすいのではないかと思います。

膀胱炎は元々、尿道から侵入した細菌が膀胱に入り込んで炎症を起こす病気で、その細菌は尿と一緒に体外に送り出されます。

膀胱炎にならないようにするには、膀胱の中に細菌を溜め込まない事で、そのためには、常に排尿して洗浄しておかなければなりません。
ただし、自分でグイグイ水分を取り込んでいるという実感がある時はそれでも全然OKですよ。
そう、私たちの体は、取り込む水分量と排泄する水分量がある程度比例していないといけないんですね。
そして、それを実践するには、たっぷりの水分を摂取し、尿意を催したらすぐに出す事が何より大事です。
ほら、子供の頃よく“おしっこを我慢したら膀胱炎になるよ！”とかって言われたでしょう。
あれは正しくこういう事で、まあようするに、体内の新陳代謝が活発だといいという事なんでしょうね。
そういう意味では、膀胱炎の予防は正にデトックスで、実に判りやすい原理です。