文化祭現場の取り仕切り方

文化祭は、基本的に学生のための行事ですので、企画に関しては「教師が主導する」のではなく、学生たちが自分たちで意見を出し合うことが多い様です。
例えば、過去に文化祭でおこなわれた企画を見てみること、どんな企画の評判が良くて、どんな企画の評判が悪いのか、そんなことも調べます。
しかし、企画と言うのは文化祭の始まりですので、ワクワクした感覚がありますよね。
もっと言えば、文化祭ではこの様な「企画」を考えることが勉強。
そもそも、文化祭は「企画」の連続。
例えば、文化祭をするときに必要なテーマや、スローガンを考えることも企画ですし、各クラスで行う催しを考えることだって企画です。
こうして考えてみると、楽しいばかりに見える文化祭も、やっぱり「学校の行事」であり、教育の一環であることがわかりますね。
普段、机の上で行う勉強とはまったく異なる、実践に基づいた体験をすることが「企画」と言うことです。文化祭は、当日が楽しい事はもちろんですが、それを企画することもとても楽しいです。
企画をまとめるというのは、社会に出てからも大切な仕事になりますので、文化祭においてそのことを学ぶことができるというのは、とても大きなことですよね。
文化祭で行う企画には、色々な意味があることが解ります。
日本の学生は、自分で自分の意見をはっきり言ったり、企画を口に出したり、と言うことを苦手とすることが多いとか。
華やかな世界の裏で、実は下準備をしている人がいるということも、文化祭を通して学ぶことができるものです。
こういう意味を考えて、文化祭に挑むというのは、実はとても大切なことなのかもしれません。
文化祭を開催するには、実は色々な意味があり、生徒たちがここから学ぶことができるものも多いということも、知っておきたいものです。