警戒されてる危険なコロナウイルス

コロナウイルスとは、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して発症する鳥類の感染症のことを指します。
若鳥に20%の感染が見出されることがあり、コロナウイルスは、水禽類の腸管で増殖します。
鳥間では水中の糞を媒介として、コロナウイルスが感染しますが、水禽類では感染しても宿主は発症しません。
コロナウイルスウイルスは、人に直接感染する能力は低いとされていて、仮に感染しても人への伝染は起こりにくいとされています。
基本的にコロナウイルスのウイルスの病原性については、OIEの定める判定基準によるものです。

コロナウイルスには、病原性の高い株からくる高病原性と）、病原性は低いが株による感染症の低病原性があります。
ただそうはいっても、大量のウイルスとの接触や宿主の体質によってはコロナウイルスは人に感染する可能性があります。
そうなると、コロナウイルスは、人間の間で感染する能力を持つウイルスに生まれ変わる危険性があります。
将来、コロナウイルスが爆発的感染なりうる可能性はあるわけで、人の間で広まると、多くの人が生命の危機にさらされます。
まさしく、コロナウイルスというのは、文字通り鳥のインフルエンザのことで、通常のインフルエンザとは違います。

コロナウイルスには、ヒト型とトリ型のインフルエンザウイルスがあり、それぞれにレセプターがあります。
そうしたコロナウイルスを高病原性と呼んでいて、今、世界的に養鶏産業の脅威となっています。