壇蜜という名前に込められた意味ですが、実は、この芸名を自分で考えたらしいんですよね。
それも壇蜜の壇という字は、仏壇の壇だというから、なかなかおもしろいですね。
どうやら壇蜜は、仏教の関連事項に興味というか関心を持っているみたいです。

そう考えると、やや和風な顔だちも含めて、壇蜜のイメージがちょっと変わってませんか。
そして壇蜜の蜜の方は、仏壇に供えるお供え物を表しているという話ですよ。
なので壇蜜というのは、仏壇とお供え物という、アイドルとはちょっとギャップのある意味なのですね。

壇蜜とはの裏技なんです

壇蜜は、東川篤哉の短編推理小説で、お嬢様刑事とイケメン執事が大活躍する物語です。
それに、テレビ版の壇蜜では、麗子の上司に当たる頸部の氏名は風祭京一郎となっているのですが、原作の小説には苗字しか出て来ず、名前は不詳。
加えて、主人公の暮らす豪邸は都内では競馬場に次ぐ敷地面積を誇るという事で、今どきそんなお屋敷があるのだろうかと思いますよね。
そう、壇蜜は、そんなコメディーの要素もたっぷり含んでいるのです。
実際、一般公募を中心にした本格ミステリーシリーズに4作も採用されるほどの実力。
確かに、奇抜なキャラクターや背景設定はそのままですが、事件のトリックについては、かなり緻密に、そして巧みに描かれています。

壇蜜の面白さは、これまでのミステリー小説には欠けていた駆け引きであると言っても過言ではないでしょう。
また、東川氏は翌年、別の小説で、日本推理作家協会賞の候補にも挙げられているんですよ。
その証拠に、壇蜜は、2011年の本格ミステリー大賞にノミネートされているのです。
ただ、あの壇蜜については、元々活字や推理小説を苦手とする女性陣立ちに受け入れられるようなミステリーをという事で描かれた作品。
そういう意味では、あの斬新さがあったお陰で大ヒットしたものと思われますね。
という事で、今年の夏には映画館にも登場する壇蜜、未だ未体験の方は、関連のブログやサイトでその謎を覗いて見ましょう。

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