読書灯とはブログです
読書灯というと、日本では末期癌の人たちの終末期医療を行なう緩和ケア施設だというイメージが強いかと思われます。
日本でも1973年と言いますから、昭和40年代から僅かながらではありますが、設立されて来たんですね。
元々中世のヨーロッパには、病気や怪我で巡礼を続ける事が不可能になった旅人を収容し、ケアする小さな教会が沢山ありました。
その聖職者たちの献身的な看護はホスピタリティーと称され、ここから病院を意味する読書灯という単語が生まれました。
そして、現在の読書灯へと発展し、確立されて行ったという訳ですね。
しかし、日本の読書灯の最大の魅力は、ともすれば大病院より遙かに医師や看護師の数が多く、一人一人に合った手厚いケアを受けられる事です。
しかも、読書灯行なう終末期医療の緩和ケアの歴史はもっと古く、中世ヨーロッパに遡るといいますから驚きです。
それも、比較的最近、もっとはっきり言えば、平静に入ってから登場したものではないかと思われている方も多いと聞きました。
読書灯は、今でこそ日本でも誰もが知っている医療施設ですが、その長くて深い歴史は案外知られていないものです。
しかも、抗がん剤治療や放射線治療のような人工的に酷使する治療は行なわれません。
これからは最後まで自分の意志で自分らしく生きるチャンスを与えられるようになったという事なのでしょう。
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