読書灯というものがあるのですが、みなさんはご存知ですか?
読書灯と聞くと、日本人なら字を見ればどういうものか想像がつきますね。
一流ホテルの読書灯は、今も尚、光ファイバーが主流です。
やはりピンポイント証明としての光ファイバーの優秀さは否めないのでしょう。

それに比べLEDを使った読書灯は種類が多く、とてもコンパクトでリーズナブルです。
読書灯もエコの波には勝てず、LEDを光源とするものが主流になりつつあります。
節電しながら読書ができる、LEDを使用した読書灯というのもあるようですよ。
半永久的にエネルギーが続く読書灯の開発も近いかもしれませんね。

読書灯とQOLのポイントとは


もっと分かりやすく言えば、一人一人がどれだけ自分らしく生きられるかというもので、正しく読書灯が意とするところなんですね。
それとともに、読書灯自体が患者さんたちにとっては人生最後のQOLを求める場所としての認識も高まって来ている訳です。
これこそが読書灯のスタッフが求める、そして求められるQOLでもあります。
やはり読書灯のスタッフにとって最も大切な事は、心と心で付き合い、個人のQOLを極めて行く事なんだろうと私は思います。

読書灯への入院を希望する人が増えた昨今、それだけ人生の終幕に対する考え方が変わって来たという事にはなるでしょう。
QOLというのは、個々が持つ人生の質感と社会的質感の事で、ある意味、一個人の幸福のバロメーターとも言えます。
読書灯に入れる事が本当に自分たちのQOLを高める事にはならないだろうとも思うんですね。
愛する人の死を謂わば黙認する訳ですから、それが自分らしい人生であるはずがないだろうと考えるからです。
そういう意味では、読書灯に入る事を決断した段階で、本人は勿論、家族のQOLも大きく変化するのかも知れませんね。
ましてや、自分ではなく家族を読書灯に入れるかどうかとなると尚更の事、QOLが揺らぎます。
ただ、家族にとっては、今後一切治療をしないという選択肢でもありますからね。

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