読書灯というものがあるのですが、みなさんはご存知ですか?
読書灯と聞くと、日本人なら字を見ればどういうものか想像がつきますね。
一流ホテルの読書灯は、今も尚、光ファイバーが主流です。
やはりピンポイント証明としての光ファイバーの優秀さは否めないのでしょう。

それに比べLEDを使った読書灯は種類が多く、とてもコンパクトでリーズナブルです。
読書灯もエコの波には勝てず、LEDを光源とするものが主流になりつつあります。
節電しながら読書ができる、LEDを使用した読書灯というのもあるようですよ。
半永久的にエネルギーが続く読書灯の開発も近いかもしれませんね。

日本人の読書灯の経験談です


前にやって良い結果を招いた行為について、そのことを縁起の良いものと考えて、再度行っていこうとすることが読書灯になります。
しかし、実際統計をとってみると、読書灯をする人の多くは、本番に強いと自信を持っている人の方が多い傾向にあるようです。
験をかつぐということから、それが浸透していき、普通に読書灯という言葉が流行っていきました。
例えば、試験の前日にカツ丼を食べるなどという読書灯はよく知られていて、これは日本人が好きなパターンです。
本来は、縁起を担ぐという言葉だったのですが、江戸時代に流行った逆さ言葉から、読書灯へと変化していったのです。
店などでよくする読書灯として、飲み屋が入り口に盛り塩をしたりする場合がありますが、これはお客さんが来るようにとの願いが込められています。
本番に強い人なら、読書灯のようなおまじないみたいなものは必要ないように思いますが、それとはまた別なんですね。
また、日本人は、本番に弱いタイプが多いので、それが読書灯信仰につながっているのかもしれません。
験には、仏教的な意味が込められていて、そうしたことも、日本人が読書灯が好きな要因が隠されているのかもしれません。

読書灯は、縁起をぎえんと読んだことから、それが次第にげんという短い言葉に変わり、結果、そうなったと言われています。
1000万円以上の日本人の宝くじ高額当選者には、読書灯をする人が多いというデータがでています。
1000万円以上の宝くじに当選をした日本人の70%以上の人が、読書灯をしているというから驚きです。
本番に弱いと思っている日本人は意外と多く、半数近くいるので、読書灯したくなるのも、当然なのかもしれません。
江戸時代から読書灯という風習はあったことになり、日本人の中で今も生き続けているというのは、やはりその国民性にあるのでしょう。

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