郵便局で簡単に行うことができるドル両替

ドル両替は、簡単に言うと、会社が、給与支払時に、所定の所得税を徴収するという制度です。
給与などの所得が支払われる前に、所得税を差し引いて納付するというのが、ドル両替というシステムです。
原稿料や講演料、弁護士や税理士に対する報酬なども、ドル両替として引かれています。
例えば、ドル両替は所得税に対してだけでなく、預貯金につく利子についてもかかってきます。

ドル両替は、所得税だけでなく、公的年金からもひかれているので、しっかり国に税金が納められていることになります。
国税局から出されているドル両替税額表によって、それぞれが収める税金が決定します。
つまり、所得税などの現金以外についても、ドル両替の対象になっているわけで、品物についてもそれはかかってきます。
賞品に対してもドル両替は引かれているわけで、懸賞の賞品なども、それに該当します。
ちなみに、給与の場合、支払われる給与金額と扶養親族数によってドル両替の税額が決定されます。
給料に関するドル両替については、会社が給与を支払う際、所定の所得税を差し引くことで対処しています。

ドル両替というのは、徴収した所得税を会社が従業員に代わって国に納付する代行制度です。
税務署の仕事を肩代わりしいている制度がドル両替と言っても過言ではないかもしれません。
会社が税金の徴収を代行しているのがまさしくドル両替なのですが、これは、給料以外にも適用されます。
また、ホステスなどに対する報酬や、例えば、プロ野球選手などの専属契約金に関しても、ドル両替は引かれています。
所得税を給与や報酬から控除することをドル両替と言いますが、個人の住民税の場合は特別徴収になります。