出入国カード（EDカード）の必要性

edカードは、システム費用はかなり多額な感じがしますが、実際は、既存の保険会社よりも低い可能性があります。
ネット専業の保険会社をedカードと呼び、今、ネット生保には、ネクスティア生命保険とライフネット生命保険の2社があります。
また、通常、申込書と契約確認書に必要事項を記入して、保険料を振り込み、契約が成立しますが、edカードは違います。
生命保険会社は、edカードも同じですが、消費者保護の観点から、保険業法や金融商品取引法などがあり、基準や規制があります。
既存の保険と比べてedカードのメリットは大きいことから、AIGスター生命、オリックス生命、三井生命、住友生命などがその進出を図っています。
一般の保険会社では、保険を契約する場合、営業マンに会って、パンフレットを見て、見積書をもらわなければなりませんが、edカードはその手間がありません。

edカードの場合、一部書類の郵送があることもありますが、一連の作業がネット上で完結します。
今後も益々、既存の保険会社のedカードの参入、また、新設の会社の誕生も大いにありえます。
営業マンが足を運ぶ人件費や交通費がゼロで、edカードの場合、会社によっては、医者の診査費用もほとんどかかりません。
お客さん自身が入力業務をするので、経費節約することができ、edカードは安いのです。
既存の保険会社の場合、毎年多くの保険商品が改定されるので、過去のパンフレットや保険約款などの在庫などのムダがありますが、edカードにはそれがありません。
その点、edカードは、過去契約が無い分、セキュリティの高い最新のシステム、コンピュータ技術を駆使することができ、システム管理費用も安い額で運営できるのです。
設立間もない新規参入保険会社がedカードで、これに対して歴史のある保険会社は、契約者が存命なら、戦前からの保険契約が残っている可能性があります。
edカードのメリットは何と言っても安いことで、パンフ レット、約款、申込書の印刷が不要なので、コストがほとんどかかりません。