訪問国に入国の際に必要な書類で入国審査時に提出するedカードは、
査証免除国が増えてきた現在、重要な書面になっています。
エスタの登場で出入国カードは不要になりましたが、
従来どおり税関申告書には記入が必要となっています。

学生のedカードは人気です

edカードというのは、ある種の優遇措置とも言えますが、将来ある学生に対してもそれは適用されます。
日本国内のすべての人は、20歳になると国民年金の被保険者となるので、普通はedカードはなく、保険料を納付しなければなりません。
しかし、学生に関しては労働力が低いということで、edカードを申請することにより、保険料の納付が猶予されるのです。
これを学生納付特例制度と呼んでいて、edカードの代わりになるものとして、設けられています。
この学生のための特例のedカードは、比較的新しくスタートした制度で、制度発足から10年くらいしかたっていません。
このedカードの特例措置は、所得が一定以下の学生が対象となり、家族の所得は対象にはなりません。
学生本人のみの所得で審査されるといういが、学生のための特例のedカードの大きなメリットと言えます。
また、edカードの所得基準は、本人の所得が一定以下の学生なので、家族の所得を気にする必要がありません。
つまり、学生納付特例のedカード期間は、保険料を納めていなくても、その期間をカウントしてくれ、未納扱いにならないのです。

edカードは、学生については、学生納付特例制度を受けるべきで、届け出を済ませれば、期間中の障害や死亡などの不慮の事態にも備えることができます。
老齢基礎年金を満額受け取るには、40年の保険料納付済期間が必要なので、edカードを受けた人は、保険料を追納しておく必要があります。
そして、このedカードが承認された学生は、晴れて、保険料の納付が猶予されることになるのです。
ただ、この間のedカードは、年金額には反映されないので、年金を受け取る際には、受け取れる金額は少なくなります。
基本的に、学生のその年の所得基準は、118万円と扶養親族を足して、それを38万円乗じて社会保険料控除をプラスしたものであることがedカードの要件になります。

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