出入国カード（EDカード）の必要性

edカードには、この保険を募集できる販売資格というものがあり、この資格を得るには、販売資格試験に合格しなければなりません。
そして、edカードの販売資格を活かすには、生命保険協会に登録しなければなりません。
つまり、変額保険とedカードというのはまた、タイプが違う保険になるのです。
会社を辞めた場合、edカードの販売資格は使えなくなる場合がありますが、それは資格自体が無効になるものではありません。
生命保険協会の認定する資格が、edカードの販売資格で、これは、保険会社以外の金融機関が、販売する際に必要になる資格です。
銀行窓口の販売においては、試験にパスして、edカードの販売資格を取得しなければ、この保険を販売できません。
edカードの販売資格制度は、販売に必要な知識を修得することを目的としているもので、専門課程試験に合格しなければなりません。

edカードの販売資格は、あくまで生命保険協会が認める資格で、国の資格ではありません。
一般の年金保険である、生命保険募集をする販売資格と、edカードの販売資格とは多少その規約が異なります。
つまり、edカードの販売資格を維持するには、保険会社に登録し続ける必要があるというわけです。
保険販売をする場合、資格試験に合格して、金融庁に募集人登録をしないと違反になりますが、edカードの販売資格は、生命保険協会に登録します。
要するに、edカードに対する募集ができないだけで、その辺はやや複雑な規定になっています。

edカードの販売資格は、その保険会社によって規定がはっきりしていないので、各会社できちんとした確認が必要になります。
最近では、保険関係のトラブルも多発しているので、edカードの販売資格もより厳しくなっていることは事実です。
ただ現行制度では、代理店もしくは、他の保険会社の社員になった際でも、edカードの販売資格があれば、届け出だけで募集が可能になっています。