分配額判定日の米ドル円為替レートが、円安米ドル高の場合、変動型円建債券は、高位の目標分配額を支払います。
変動型円建債券は、満期償還時に、投資元本の確保と定期的な収益分配の確保を目指しながら、しっかり運用をしていきます。
設定日から1年あるいは3年が経過していない場合は、変動型円建債券は、設定来のチャート表示になります。
入替は原則として行わず、変動型円建債券の場合、1、7月決算というのが、基本的なところです。
倒産や財務状況の悪化、外部評価の変化などで、組入債券の価格が下落すると、変動型円建債券は痛手を受けることになります。
円高米ドル安、金利の上昇、組入債券の発行体によっては、変動型円建債券は、大きな損失を受けることがあります。
円建債券で変動型の場合、基準価額が下落すると、投資元本が割込んで、損失を被ることがよくあります。
何より、米ドル円為替レートの変動リスクが、変動型円建債券では、一番大きいと言えます。
高位の目標分配額は、変動型円建債券では、設定当初に組入れたユーロ円債の条件を基に決めます。
日経平均株価の公表が中止になった時は、ユーロ円債の発行条件によって、変動型円建債券は影響を受けます。
また、分配額判定日や株価算出の日程、計算方法の変更などからも、変動型円建債券は影響されます。
変動型円建債券が
投資対象とするユーロ円債は、米ドル円為替レートの水準に応じてクーポンが決められます。