パーソナルファイナンスの目的とは

平成24年6月以降、パーソナルファイナンスでは、年金振込通知書や、年金支払通知書、年金決定通知書・支給額変更通知書などが確認できます。
パーソナルファイナンスの源泉徴収票は、確定申告の添付書類としては提出できませんが、内容の確認に活用できます。
年金振込通知書は、毎回支払われる金額を知らせてくれるものなので、パーソナルファイナンスで確認できるのはとても有意義です。
年金決定通知書、支給額変更通知書は、年金が決定した人や、年金額が変更した人に知らせるもので、パーソナルファイナンスですぐに確認できます。
しかし、その他の目的については、パーソナルファイナンスで出したものは、証明としては使用できるかどうか明確ではありません。
公的年金の源泉徴収票も、パーソナルファイナンスで確認でき、前年分として支払われた年金の金額を知らせてくれます。

パーソナルファイナンスで確認できる年金額改定通知書は、年金額が改定された際に知らせてくれるものです。
確定申告以外で源泉徴収票の提出を求められた場合、パーソナルファイナンスの源泉徴収票が代用できるかどうかは必ず提出先に確認する必要があります。
ただ、パーソナルファイナンスから印刷した年金の支払いに関する通知書は、年金額の証明としては使用できません。
年金決定通知書、給額変更通知書とパーソナルファイナンスの年金額改定通知書は、印影が表示されていません。

パーソナルファイナンスで得た通知書は、年金を担保とした融資を受ける際に必要な年金額証明書類には使用できません。
基本は、書面で交付された源泉徴収票のみ確定申告の添付書類で使用可能となっているので、パーソナルファイナンスでは要注意です。