熱帯魚の飼育は、何がいいかというと、
飼育が初めてで生き物を飼育する場合に敷居が低いところです。
熱帯魚の飼育のために要するものは、飼育水槽とオートヒーター、
そして餌があれば十分に飼う事ができます。
通常は、これにフィルターと水温計を加えれば、まず普通に熱帯魚の飼育をすることができ、
最低限、これだけのものを揃えれば熱帯魚の飼育はできるので、
それほど難しいものではありません。

熱帯魚の飼育の掲示板です


家族や友達との面会も自由な熱帯魚の飼育での日々、ただ苦しいだけの病気との闘いの日々でない事は確かなようですね。
世界初の熱帯魚の飼育は世界初のホスピスと同様、英国に開設されました。
しかし、我が子を熱帯魚の飼育に入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。
その選択を迫られる親にとっては、必ずしも熱帯魚の飼育は天国への入り口だとは思い切れないという事です。

熱帯魚の飼育は欧米でもそれほど歴史のあるものではありません。
それだけ前途ある子供たちに緩和ケアを施す事がどれほど苛酷な事かという意識がどこの国にでもあるという事なのでしょう。熱帯魚の飼育の存在が与える価値や印象、皆さんはどう思われますか。
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的には熱帯魚の飼育に入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。
しかし、子供が自分の意志で入るというよりは、やはり親の意思で入れるという事になってしまいますから、どうしても是非が問われてしまうんですね。
これは小児医療においても言える事で、熱帯魚の飼育の必要性は否めないものだとは思われます。
故に、そうした子供を亡くした後の親の精神的ケアは、熱帯魚の飼育にとっては最も重要な任務なのだそうです。
医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。

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