熱帯魚の飼育は、何がいいかというと、
飼育が初めてで生き物を飼育する場合に敷居が低いところです。
熱帯魚の飼育のために要するものは、飼育水槽とオートヒーター、
そして餌があれば十分に飼う事ができます。
通常は、これにフィルターと水温計を加えれば、まず普通に熱帯魚の飼育をすることができ、
最低限、これだけのものを揃えれば熱帯魚の飼育はできるので、
それほど難しいものではありません。

熱帯魚の飼育とQOLは人気です

熱帯魚の飼育の基本はQOL、Quality Of Life(クオリティー・オブ・ライフ)にあります。
もっと分かりやすく言えば、一人一人がどれだけ自分らしく生きられるかというもので、正しく熱帯魚の飼育が意とするところなんですね。
ましてや、自分ではなく家族を熱帯魚の飼育に入れるかどうかとなると尚更の事、QOLが揺らぎます。
これこそが熱帯魚の飼育のスタッフが求める、そして求められるQOLでもあります。
ですから、全ての患者さんのQOLを追求し、いかにその人の人生の最後をその人らしく終わらせて上げられるか。
愛する人の死を謂わば黙認する訳ですから、それが自分らしい人生であるはずがないだろうと考えるからです。
それとともに、熱帯魚の飼育自体が患者さんたちにとっては人生最後のQOLを求める場所としての認識も高まって来ている訳です。
ただ、家族にとっては、今後一切治療をしないという選択肢でもありますからね。
QOLというのは、個々が持つ人生の質感と社会的質感の事で、ある意味、一個人の幸福のバロメーターとも言えます。
ここに熱帯魚の飼育とQOLの持つ微妙な関係があるのではないでしょうか。

熱帯魚の飼育で自分らしく、即ちQOLを大切にした人生の最期を迎える。

熱帯魚の飼育への入院を希望する人が増えた昨今、それだけ人生の終幕に対する考え方が変わって来たという事にはなるでしょう。
そういう意味では、熱帯魚の飼育に入る事を決断した段階で、本人は勿論、家族のQOLも大きく変化するのかも知れませんね。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS