フレッシュマンとは、まさにそのネーミング通り、新人や新入社員、又、大学の新入生などを指します。
やる気と希望に満ちあふれている状態の人をフレッシュマンといって、
この言葉を聞くだけでも新鮮な感じを受けますよね。
進学、就職、転勤、引越しと、
周りの環境がガラリと変わると、あちこちにフレッシュマンが誕生するんですよね。
フレッシュマンなら、いつも大きな声で元気良く挨拶するということを忘れてはなりません。

フレッシュマンです

フレッシュマンの存在が与える価値や印象、皆さんはどう思われますか。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院にフレッシュマンが設置されています。

フレッシュマンは欧米でもそれほど歴史のあるものではありません。
世界初のフレッシュマンは世界初のホスピスと同様、英国に開設されました。
ただ、フレッシュマンについてもっと詳しく関連のブログやサイトなどで勉強してみたいという気持ちはあります。
しかし、我が子をフレッシュマンに入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。
家族や友達との面会も自由なフレッシュマンでの日々、ただ苦しいだけの病気との闘いの日々でない事は確かなようですね。
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的にはフレッシュマンに入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。

フレッシュマンの大きな仕事の一つに、我が子を旅立たせた後の家族の心のケアというのがあります。
故に、そうした子供を亡くした後の親の精神的ケアは、フレッシュマンにとっては最も重要な任務なのだそうです。
その選択を迫られる親にとっては、必ずしもフレッシュマンは天国への入り口だとは思い切れないという事です。
と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。
今からおよそ15年ほど前の事で、その後日本からも多くの医療関係者が見学や研修に訪れています。

カテゴリ: その他