安心で安全な無理のない学資ローン

学資ローンとは、所得税、住民税の物的控除のことを指し、一般的には所得金額から控除されるものです。
自営業者や退職して再就職していない人は、学資ローンの手続きを自らする必要があります。
学資ローンとして、共済組合の掛金や農業者年金の掛金、国によって公的と認められた掛金なども認められます。
給与、年金からの天引きがあった場合は、その支払いを受ける者だけが学資ローン対象となります。
こうしてみていくと、必ずしも自己の社会保険料だけが、学資ローンの対象となるわけではありません。
本人又は本人と生計を一にする配偶者やその他の親族の負担すべき社会保険料を支払った人に学資ローンは適用されます。
しかし、年金天引きの場合で学資ローンを受ける場合は、こうした手段を用いることはできません。
金額の制限はなく、学資ローンとしては、国民健康保険の保険料、介護保険料、国民年金、厚生年金などが認められています。

学資ローンは、納付書や口座振替で保険料を支払った人は、社会保険料を負担した者が控除対象となります。
年金天引きでの学資ローンを受けることが義務付けられたので、後に口座振替での納付が認めるよう改正されました。
納税者本人や、本人と生計を同じくする配偶者が学資ローンの対象となり、その他の親族の社会保険料を支払ったときにも控除されます。
同一生計であっても、法律上の親族関係がない者が保険料を支払っても学資ローンの対象にはなりません。