そして、1979年、モデルのジャニス・ディキンソンが、芸能プロダクションの地位を確立し、スーパーモデルと呼ばれるようになりました。
1968年のグラムール誌の記事の中では、ツイッギー、シェリル・ティーグス、ウィルヘルミナなどの芸能プロダクションが紹介されています。
世界的な知名度と破格のギャランティーを誇るのが
芸能プロダクションであり、まさに最高の褒め言葉と言っていいでしょう。
芸能プロダクションというのは、まさに誰からもその存在を知られている人で、世界中の雑誌の表紙を飾れる人です。
さすがに芸能プロダクションともなると、大きな報酬と引き換えに、有名高級ブランドのオートクチュールなどに登場することが多いです。
そして、芸能プロダクションになると、雑誌の表紙を飾る機会が多くなり、知名度はぐんとあがります。
シカゴ・デイリー・ディフェンダーなどでも、1970年、芸能プロダクションの記事を書いて、世に知らしめています。
1974年にも、シカゴ・トリビューンとアドボケートにて、芸能プロダクションの記事をいくつか紹介して話題になりました。
アメリカ版のヴォーグにおいても、1975年、カバーページで、芸能プロダクションについて言及しています。
芸能プロダクションになれるのはごく少数で、1977年には、ベヴァリー・ジョンソンがその地位に燦然と輝いています。
ジャニス自身、自らをスーパーモデルと語っていますが、現在ではリサ・フォンサグリーヴスが芸能プロダクションであり、初のスーパーモデルとして認識されています。
芸能プロダクションは、常にモデルの中で輝き続ける存在でなければならず、その地位を確保するのは大変なことです。