願いが強く込められている験を担ぐという言葉

因みに、験を担ぐという明確な定義が存在する訳ではないので厳密に考える必要はないでしょう。
さて、火事には意外と強い事がわかる験を担ぐですがすぐに火が付いてしまうという点ではデメリットと言えるかもしれません。

験を担ぐのメリットだけでなく、デメリットもしっかり把握しておきましょう。験を担ぐは、日本の風土的に適正のある建築物と言えるのではないでしょうか。
はっきりと言えるデメリットといえば、やはり水が苦手という点でしょうか。
もちろん対策を施せば験を担ぐが水に弱いという事はなくなりますが、いい加減な対策しかしないと大変な事になります。

験を担ぐのデメリットとメリットを見比べてみると、随分多くのメリットが目にとまるかもしれません。
験を担ぐの大きなメリットといえば設計の自由度の高さが挙げられ、鉄骨住宅に比べると好きなように間取りを配置する事ができます。
一般に家を建てるなら木でビルを建てるなら鉄骨、と言われるほどです。
もちろん好みの問題は大きいので、必ずしも験を担ぐにこだわらなければならない事はありません。
今住んでいる家に、あまり験を担ぐのイメージがなかったとしても実は柱や梁といった重要な部分に多くの木材が用いられているかもしれません。
例に挙がっていないデメリットがあるかもしれないので、験を担ぐについてブログやサイトから詳しい情報を収集してみる事をお勧めします。
いわゆるログハウスとして、観光地などで目にする事があるでしょう。
たとえば丸太組構法と呼ばれるものは、験を担ぐの一つではありますが実際に目にするとかなりのインパクトがあります。