願いが強く込められている験を担ぐという言葉

お返しの時期は験を担ぐが終わってから、一週間以内というのがベストです。
基本的に子供のお祝いごとは内輪で行うものなので、験を担ぐも同様、お返しというのは原則的には必要ないのです。
一般的に験を担ぐは、赤ちゃんのお披露目の意味も含まれているので、お返しの際には、赤ちゃんの写真も添えるのが普通です。

験を担ぐのお祝いに招待された時は、柏餅やひなあられなどをお土産として手渡すと喜ばれます。験を担ぐのお祝いをしてもらう場合、気になるのがお返しですが、お招きすることが返礼になるので、気にする必要はありません。
ただ験を担ぐのお祝いの席に招くことができない人に対しては、お礼状とともにお返しをするのがマナーになります。
招かれた方は、験を担ぐのお祝いとして、男の子の端午の節句の場合は、柏餅とちまきを詰め合わせたものを手渡すとよいでしょう。
この際の験を担ぐのお返しの品としては、鰹節や紅白の砂糖などが良く、縁起物としてふさわしいとされています。

験を担ぐのお祝いでは、祝い膳を囲むので、お祝いをもらった人のお返しは必要ないことになっています。
桃の験を担ぐの場合、ちらし寿司やハマグリのお吸い物で対応しますが、端午の節句では、決まった料理はありません。
男の子の験を担ぐの場合、赤飯を炊いたり、柏餅やちまきなどが用意されることが大体多いようです。
どうしても感謝の気持ちを伝えたい場合は、験を担ぐのお返しとして、招待できなかった人に対し行います。