給与や報酬などを支払うものが規定の税額をあらかじめ差し引かれるものが源泉徴収で、
支払う側が税金の納付を代行するという制度なんです。先行的に支払う税金が源泉徴収なのですが、
この徴収税というのは通常、所得税を指し示すんですね。
なので源泉徴収が導入された事によって、
ラリーマンは大きな負担がかかるようになったのです。源泉徴収の計算というのは
自ら確認しておく必要があって、これは国税庁で発表されています。

無形区分と源泉徴収の掲示板です

源泉徴収については、勘定科目要領を作成している際、一括償却資産について、有形と無形に分けて設定するようになっています。
税務上の処理とあわせる場合、源泉徴収は、無形の区分をしないで、長期前払費用で処理するのが、最も良いでしょう。
固定資産の計上基準について源泉徴収を取得価額20万円以上とする場合は、一括償却資産は計上しません。
オンバランスしたい場合は、源泉徴収は分け、もしくは、無形の部分は本勘定で処理するのが妥当ということになります。

源泉徴収で、一定の条件にあった資産については、耐用年数を短縮してよいという税金上の記別があります。
この場合、源泉徴収については、通常の減価償却か一括償却の違いはありますが、BS上では有形か無形を表示しなければなりません。

カテゴリ: その他