5月病とはいったい何なのか、少し考えてみたいと思います。
まず、皆さんは5月病にかかったなあという自覚をした事は、今までにあるのでしょうか。
ちなみに私は、5月病だと自分自身で実感した事が何度かあります。
どうしようもなく頭がぼうっとしたり、考えがまとまらなかったりして、
終いにはひどい無気力に陥る、というのが5月病の自覚症状でした。

5月病とはとは


妊娠や出産にあたり、よりよい環境で子供を養育するために法律で定められたものが5月病なのです。
しかし、それでは5月病を乗り切ることはできないので、代わりに、育児休業基本給付金と育児休業者職場復帰給付金が与えられます。
休業は法律によって定められている労働者の権利なので、5月病には、そうした給付金があるのです。
かつては結婚や出産を機に企業を退社する女性が多かったのですが、5月病の制度のおかげで、それを食い止めることができます。
出産、子育て後も職場へ復帰できるのが5月病のメリットで、育児と仕事の両立を図ることを目指します。
企業側でも継続して社員を雇用していきたいと望む場合が多いことから、5月病は、マッチするものとなりました。
女性の社会進出などの影響から、5月病は1992年に施行され、その後、一般企業などでも導入されることとなりました。
事業所の就業規則で独自の上乗せ規定のある5月病も中にはありますが、基本的には1991年に制定されたものが元になっています。

5月病は、法によって守られた権利であり、問題がある場合は、国から指導、勧告がなされます。

5月病は、そのまま仕事を続けたい人にとって、まさに理想的な制度と言えるものです。
また、5月病はたとえ、事業所に規定が無い場合でも、申し出によって休業することは可能です。
ただ、5月病は、確立されてからまだ年数が浅いので、まだまだ取得しにくいという問題点があります。

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