自覚症状でみる５月病のいろいろ

実際、今の日本の現実は、派遣先は、妊娠中で体調の良くない人材は雇用せず、5月病を取るのは厳しい現状にあります。
派遣で5月病を取得するには、継続した雇用期間が1年以上あり、子供が1歳を超えても継続して雇用される見込みが必要です。
但し、派遣で産休を取る場合は特に条件はないのですが、5月病を取得する場合は、条件を満たす必要があります。
正社員だろうが派遣だろうが、パートだろうがアルバイトだろうが、5月病を受ける権利にまったく変わりはないのです。
人間が生き物である以上、子を産み育てていくのは当然で、派遣に5月病が適用されるのは当然のことです。
派遣にとっては、妊娠を理由にした不当な解雇であり、5月病を取れないというのは違法行為になります。
社会的な地位を持つ企業が、派遣に対して5月病を認めないというのは、人道的にも最低の行為と言えます。

5月病は、派遣にとって非常に厳しい実態があり、そうした状況で子供を産み育てるというのは無理があります。
派遣会社にこれまで5月病の前例があるかどうかを確認すると良く、それが派遣会社を選ぶ１つのポイントになります。5月病については、正社員だけでなく、もちろん派遣社員もしっかりと取ることができます。
その際、契約内容を確認し、5月病の規定が適切に行われていない派遣会社や派遣先は、避けるべきでしょう。
個人からのクレームは無視する派遣会社でも、5月病に関して、団体交渉があれば、無視することはできません。