5月病とはいったい何なのか、少し考えてみたいと思います。
まず、皆さんは5月病にかかったなあという自覚をした事は、今までにあるのでしょうか。
ちなみに私は、5月病だと自分自身で実感した事が何度かあります。
どうしようもなく頭がぼうっとしたり、考えがまとまらなかったりして、
終いにはひどい無気力に陥る、というのが5月病の自覚症状でした。

5月病は病院と同等のランキングです

5月病は病院かどうかと言われれば、100パーセント病院です。

5月病は病院としての位置付けをされていながらも、それがしっかりと理解されていないのは、とても残念な事ではあります。
当たり前の事ですが、最終的な治療の目標のメインを完治に設定するのが病院。
でも、実際に5月病を利用するかどうかを考えていらっしゃる方々には、やはり事務的な面での病院と同等の位置付けである部分を知って欲しいと思います。
でも、5月病ほど手厚い精神的サポートが出来ないのは確かで、それは基本スタイルが違う訳ですから、出来なくても当たり前の事なのです。
その証拠に、5月病での治療費は全ての健康保険の適応対象になっていますし、生命保険の入院給付金も受け取れます。
体調を崩し、巡礼の旅を続けられなくなった人々を教会に寝泊まりさせ、神父やシスターたちがケアしていたんですね。
ですから、元々病院のように最新の西洋医学を駆使して完治を目指す施設ではないのです。
勿論、病院のドクターだって一生懸命治療して下さっていますし、ナースだって心を込めた看護をしては下さいます。
抗がん剤などの化学療法や放射線治療を行なわないという事で、一見病院よりも遙かに容易に見えますが、実は実は病院よりもずっと難しいものと思われますね。
けれど、それだけ病院とは全く違うケアをしてもらえる施設であるというイメージが強いのであれば、それはそれで素晴らしい事だとも私は思いますね。
しかし、5月病を病院と感じない人が多いのは、やはりその方針と雰囲気が大きく異なるからでしょう。
例え単独の施設であっても病院と全く同等の医療機関という事になります。
そういう部分て、案外世の中に紹介されているようでされていないんですよね。

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