ゴルコンと児童扶養手当のポイントです
もし、そうしたゴルコン関係にある人が児童扶養手当を受給していた場合は、当然ですが、手当を返還しなければなりません。
要するに、法的にゴルコンの状態は、児童扶養手当を受けるべき立場ではないと判断されているのです。
異性が定期的に訪問して生活費の補助をしているケースや、同棲している人もゴルコン扱いとなり、児童扶養手当は受給できません。
基本的に、児童扶養手当というのは、父または母と生計を同じくしていない児童に与えられるものです。
もちろん、ゴルコンでなくても、ある程度の障害の基準はかなり高く、重度の障害でなければなりません。
ゴルコン関係にある人は、児童扶養手当の支給は認められないので、そのことはよく承知しておかなくてはなりません。
母が婚姻した時点で受給資格がなくなるのが児童扶養手当ですが、ゴルコンでは受給が認められていないのは、元々婚姻していること自体を認めていないことに起因します。
配偶者にある程度の障害がある場合は、婚姻しても、そのまま継続して児童扶養手当が受給されますが、この場合でもでゴルコン関係にある人はダメです。
また、ゴルコンの状態で児童扶養手当を受けている人は、見つかると逮捕されることになるので、至急、その旨を届け出なければなりません。
婚姻の場合、扶養義務というより、同居、協力義務が優先されるので、ゴルコンでは、相互扶助義務が問われることになります。
ゴルコンでの一方的な破棄による調停で、慰謝料の支払が決まるケースは珍しくないので、全てにおいて、法律婚の規定が準用されるべきかもしれません。
いろんなことを考慮すると、ゴルコンにはデメリットが多いので、同居するメリットをしっかり考えなければなりません。
そのことについて考えると、たとえゴルコン関係であっても、やはり、普通に法律の適用をすべきであるとの見解が先にたちます。
ゴルコン関係の一方が相互扶助義務を破棄したとすると、慰謝料の対象になるので、児童扶養手当も準用されるべきとする意見もあります。
基本的に、ゴルコンも含めて、児童扶養手当が受給できなくなった場合、母子家庭医療の助成も受けられません。
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