長谷川博己とウナギイヌ

長谷川博己の映画と言えば、ストロベリーナイトがあり、警視庁刑事部捜査一課殺人班十係、通称、姫川班が大人気です。
これまでの刑事物とは一線を画した映画で、長谷川博己が一個班の結束により、難事件や組織に立ち向かっていきます。

長谷川博己の映画の見どころは、姫川が女性として男性を見るところで、これはドラマにはなかった部分です。
もちろん、一般的な恋愛ではなく、映画では、長谷川博己の傷に塗り重ねるような痛みが、巧みに描写されています。
映画では、長谷川博己と西島との恋愛ドラマとしての側面も少なくなく、とても見応えがあります。
長谷川博己にとっては、まさに満を持した映画化が、ストロベリーナイトだったわけで、まさしく王道という流れでした。
想定外だったのが長谷川博己の感想で、そう言う意味では、今回の映画化決定の一報に、ある種のとまどいはありました。

長谷川博己のストロベリーナイトの映画は、ドラマでやり切ったという部分と、先のことを考えると余裕が全くなかったと言います。
長谷川博己ひきいる姫川班と、捜査一課全体が最大の試練に直面するのが、今回の映画の最大の特色です。
姫川の心の傷や闇にまで迫るシリアスな恋愛描写を長谷川博己が映画で好演していて、非常に秀作になっています。
ふたりの恋愛ストーリーを熱望していたファンにとっては見逃せない映画で、長谷川博己のファンにとっても見所です。
主任の姫川玲子と部下の菊田和男を演じる長谷川博己と西島秀俊は、映画でシリーズ最大の試練と向き合います。