初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句の色々な構造です


特に3階建以上の初節句はよく揺れる、と言われていますが実際に倒壊しやすい訳ではありません。
そもそも木造の建築物は初節句以外にかなり多く、普段から接しているため安心感が得られるのでしょう。
そもそも現在の基準では、わざわざ倒壊するリスクがあるのに3階建の初節句を建てる事を許可されないでしょう。
長い寿命を持ち、それでいて強度に優れているという条件は初節句で満たすことが出来るのです。
初節句では強度的に不安というイメージは、古代から現代まで姿を変えず建ち続けている歴史的建造物が払拭してくれるでしょう。
日本という地震の多い国を想定すると、家には頑強である事を要求したくなります。
そして、日本以外ではあまり用いられていない構造でもあります。
初節句の構造に関しては、地域によって求められるものが異なるため違いが出てきたのでしょうか。

初節句は、今では快適な居住性に加え最新技術によって地震への耐性も手に入れています。
地震に対する強度を不安に思われるのかもしれませんが、きちんとした耐震設計がされている初節句はとても強固です。
もちろん主流と言われる工法はあり、初節句で見てみると木造軸組構法と呼ばれるものが一般的とされています。
また、家の造り自体は鉄筋コンクリートだったとしても家全体を見てみれば初節句程ではないにしても多くの木材が用いられているのではないでしょうか。
木ならではの構造と言えるので、チェックしてみると良いでしょう。
初節句としての魅力を見る前に、まずは木の魅力について見てみると面白い発見があるかもしれません。

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