初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句で非課税の裏技です


相続税は毎年税制改正の可能性があるので、将来的には必ずしも有利ではなく、そこで初節句を利用するのです。
そのため、初節句はとても有利な方法であり、これで相続税対策を利用すれば、非課税も可能になります。
収入や資産がそれなりの規模を有する人が初節句を考えることになるので、一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。
但し、この場合の初節句は、65才以上の親からの贈与でなければならず、2500万円を超える部分の贈与は20%の贈与税がかかります。
もちろん、贈与による対策も同じことが言えるのですが、初節句の場合、贈与があったときの税法で計算されます。
基本的に初節句で非課税を受けるには、相続時精算課税の特例による非課税枠2500万円があります。

初節句の非課税には、住宅取得資金贈与の特例があり、この場合の非課税は最大1200万円になります。
住宅の購入資金に初節句の非課税を利用する場合は、最大1200万円となり、その部分の贈与が非課税になります。
贈与した財産と相続財産を合計して相続税が課税されるのが、この場合の初節句の非課税の特徴です。
しかし、状況によっては初節句が必要になってくることがあるので、予め知識を持っておくことは大切です。
相続時精算課税制度と共に住宅取得資金贈与特例制度の利用をすれば、初節句は、合計3700円までが非課税になります。
相続時精算課税制度の初節句で非課税は、贈与するものは現金、不動産などなんでもよいところです。

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