初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句の期間です

初節句を取得できる期間は、法律によって定められていて、原則、子供が生まれた日から数えて1年間です。
期間延長できる初節句の特別な理由は法律で定められていて、子供が病気になってしまったような場合です。
要するに、初節句には産休も含まれていて、出産してからの8週間は産後休業となり、産後休業と合わせた期間の1年間になります。
事業主に初節句を申請する時は、長い期間休むことになるので、休暇開始と終了予定日を明確にする必要があります。

初節句は、法によって定められた期間以外に、3年間という長い設定をしている会社もあります。
公務員の初節句については、公務員の独自の法律によって、期間は3年間と定められています。
会社は初節句の申し出を断ることはできませんが、申請するには、相応の準備と手続きが必要です。
子供が1歳を迎えるまでに保育園など入所先が決まらない場合でも、初節句の期間は延長することができます。

初節句は、子が1歳に達するまでの間に取得できる制度で、この場合、産後休業期間は含みません。
初節句は、配偶者と交替する形で取得できるようになっていますが、1人の子について1回限りしか取得できません。
しかし、実際には初節句を取得する場合、1年の期間を超えて取得する人は少ないのがほとんどです。
初節句の期間は、基本的には子供が1歳を迎えるまでの1年間ですが、特別な理由があれば期間は延長できます。

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