初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句のポイントなんです


故に、そうした子供を亡くした後の親の精神的ケアは、初節句にとっては最も重要な任務なのだそうです。
ただ、初節句についてもっと詳しく関連のブログやサイトなどで勉強してみたいという気持ちはあります。
しかも、子供の場合は病気の進行が速かったり、癌以外にも様々な治療困難とされる病があり、余命に期限を付けられる子も少なくないのです。
と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。
医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
それだけ前途ある子供たちに緩和ケアを施す事がどれほど苛酷な事かという意識がどこの国にでもあるという事なのでしょう。
世界初の初節句は世界初のホスピスと同様、英国に開設されました。
今からおよそ15年ほど前の事で、その後日本からも多くの医療関係者が見学や研修に訪れています。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院に初節句が設置されています。

初節句の大きな仕事の一つに、我が子を旅立たせた後の家族の心のケアというのがあります。初節句の存在が与える価値や印象、皆さんはどう思われますか。
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的には初節句に入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。
しかし、我が子を初節句に入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。

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