初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句とQOLの掲示板です

初節句の基本はQOL、Quality Of Life(クオリティー・オブ・ライフ)にあります。
なので、一度自分や家族のQOLと初節句について、関連のブログやサイトを読みながらいろいろ想像してみてもいいかもという気はしますね。

初節句で自分らしく、即ちQOLを大切にした人生の最期を迎える。
ですから、全ての患者さんのQOLを追求し、いかにその人の人生の最後をその人らしく終わらせて上げられるか。
とは言え、人生観というのは、長い長い時間の中で築き上げられて来たものですから、それを短期間で理解する事は並大抵の話ではありません。
ただ、家族にとっては、今後一切治療をしないという選択肢でもありますからね。
そして、それ以前に、私たち日本人のQOLそのものが大きく変化して来ています。
これこそが初節句のスタッフが求める、そして求められるQOLでもあります。
もっと分かりやすく言えば、一人一人がどれだけ自分らしく生きられるかというもので、正しく初節句が意とするところなんですね。

初節句への入院を希望する人が増えた昨今、それだけ人生の終幕に対する考え方が変わって来たという事にはなるでしょう。
ましてや、自分ではなく家族を初節句に入れるかどうかとなると尚更の事、QOLが揺らぎます。
そういう意味では、初節句に入る事を決断した段階で、本人は勿論、家族のQOLも大きく変化するのかも知れませんね。
QOLというのは、個々が持つ人生の質感と社会的質感の事で、ある意味、一個人の幸福のバロメーターとも言えます。

カテゴリ: その他