初節句とは、生まれて初めて迎えた節句のことを指します。女児は3月3日の桃の節句を祝い、
男子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
初節句では、いずれも健やかな成長と良縁に
恵まれるようにとの願いを込めて、両親や祖父母が共に祈りを捧げます。
男子の初節句の時には飾り付けられる鎧や兜などが大事で、
これが子供の厄除けになると言われています。
これらがお守りにもなるので、初節句では飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈る事です。

初節句の永代供養は人気なんです


承継者不在の悩みを抱える人が増加したことから、今では永代供養をしてくれる初節句が注目されています。
簡単に言うと、初節句は室内のお墓で、維持管理費を支払い続けることで、ずっと使用することができます。

初節句で永代供養をしてくれるタイプには、墓石の代わりに樹木を植える樹木葬を用意しているところもあります。

初節句で、永代供養をしてくれる形式のものは、合祀墓、合同墓、合葬墓などと呼ばれたりします。
また、永代供養をしてくれる初節句の場合、一定期間、骨壷で安置してから合祀するところも中にはあります。
そのため、独身の人、子供のいない夫婦などに永代供養をしてくれる初節句はとても人気があります。
最近では、子供や孫に迷惑をかけたくない人が増えているので、自ら初節句の永代供養墓を希望する人もいます。
初節句の永代供養墓には、大きな石塔や仏像などがあり、オブジェなどもあって、型には決まりがありません。
だいたい1人50万円〜150万円くらいというのが、永代供養をしてくれる初節句の相場になります。
但し、年間維持費の有無や金額には初節句にはばらつきがあり、遺骨は個別に安置されていても、お墓参りは共同の参拝所があるところもあります。
ただ、初節句の場合、一定期間が経過して、契約更新しないと、個別に安置した後、永代供養墓されることになります。
1割以上の人が承継者不要の墓地を視野に入れているので、今後益々、初節句の需要は増えることでしょう。

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