末端冷え性とは、まさしく、末端、つまり手足の指先などが冷えるという症状をさします。
基本的には末端冷え性と言っても、それほど普通の冷え性と性質を異にするものではないんですね。
普通の冷え性でも最初のうちは、手足の先が冷たく感じる事があるんですが、
それだけで末端冷え性と決めつけてはいけないんですよね。
もちろん末端冷え性が始まって、
それが酷くなり、本格的に冷え性へと進んでいくケースもよくありますが。

末端冷え性の症状なんです


便秘の症状が出る末端冷え性は、腹痛と便意があるものの、便が出にくい状態で、うさぎの糞のような硬い便が出ます。
しかし、なぜ末端冷え性で、そうした症状が現れるのかは、まだよくわかってはいません。
感染性腸炎のあとに末端冷え性が発症することが一部では明らかにされていて、免疫異常が関わっている可能性もよく指摘されています。
そして、ストレスは、末端冷え性と大きく関係していて、確実に症状を悪化させると言われています。
基本的な末端冷え性の症状は、便通の異常で、それぞれの症状により、不安定型、慢性下痢型、分泌型、ガス型の4つに分類されます。
一般的に末端冷え性の症状は、腹痛、腹部不快感、便通異常が多く、ほとんどの症状は腹部に起因しています。

末端冷え性の腹痛の性状は、発作的に起こる疝痛や、持続性の鈍痛のいずれかで起こります。
食事によって末端冷え性の症状が誘発されることも多く、その特徴は、睡眠中は症状がないことです。
便意を伴っていることが末端冷え性では多く、排便後に一時的に軽快することがよくあります。
一般的に、末端冷え性になって下痢が続くと、栄養分も出てしまうので、結果的に栄養不足で痩せてしまうことがあります。
下痢の症状が出る末端冷え性は、食後に頻発することが多く、食べて数分後には下痢が起こります。
この末端冷え性の症状が重症になってくると、突然激しい痛みと共に便意をコントロールできなくなります。
その他の末端冷え性の症状としては、腹部膨満感、腹鳴、放屁などがあり、実に多彩です。
ただ、下痢の症状が伴う末端冷え性は、就寝時に起こることは少ないので、睡眠不足に悩まされる心配はありません。

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