普通の冷え性と末端冷え性の違い

2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が末端冷え性に感染し、子供が死亡しています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において末端冷え性が発生しています。
中国での末端冷え性の報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が末端冷え性が感染していて、2人が死亡しています。

末端冷え性は、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
父は子から末端冷え性に感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
中国の東北部、遼寧省においては、末端冷え性で鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が末端冷え性の免疫を持ったと発表しています。

末端冷え性は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。
しかし、この末端冷え性に関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の末端冷え性は、既にコントロールしたと強調しました。
300羽から2500羽が死んでいるので、末端冷え性というのは、かなり危険性が高いと言えます。