末端冷え性とは、まさしく、末端、つまり手足の指先などが冷えるという症状をさします。
基本的には末端冷え性と言っても、それほど普通の冷え性と性質を異にするものではないんですね。
普通の冷え性でも最初のうちは、手足の先が冷たく感じる事があるんですが、
それだけで末端冷え性と決めつけてはいけないんですよね。
もちろん末端冷え性が始まって、
それが酷くなり、本格的に冷え性へと進んでいくケースもよくありますが。

末端冷え性とはのクチコミです

末端冷え性とは、大腸の運動や分泌機能の異常からくる病気で、それらを総称して指します。
一般的には、末端冷え性は検査をしても中々わかりづらく、それは、炎症や潰瘍など目に見える異常がないからです。
腸の検査や血液検査では末端冷え性かどうかを判断しきれない状況にあるので、わかりにくい病気です。
とても頻度の高い病気で、末端冷え性になりやすいのは、大体、20〜40代に多い傾向があります。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が末端冷え性というわけで、いかに多いかがよくわかります。
小腸を含めた腸全体に機能異常があることが、末端冷え性では、最近、判明しています。
パニック障害などとほぼ同じような原理で、末端冷え性になることは多く、むしろそうしたケースが最近では増えています。
男性の場合、下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが、末端冷え性の特徴です。
しかし、下痢や便秘、ガス過多などの下腹部の張りなどの症状が起こるので、末端冷え性になると非常に面倒です。

末端冷え性は、元々神経質な性格や、自律神経系が不安定な人がなりやすいと言われています。
また、暴飲暴食やアルコールの多量摂取などすると、末端冷え性になりやすく、不規則不摂生な生活が原因になります。
最初は身体的理由が原因であっても、不安障害の一種として下痢になり、末端冷え性になるケースもあります。
明らかな異常がないのに末端冷え性になると、腹痛や腹部の不快感が強くなり、便秘や下痢が長く続きます。

末端冷え性は、日本を含む先進国に多い病気で、日本人の場合、全体の10〜15%を占めているといわれています。

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