一般的な求人情報誌などに掲載されない求人情報が非公開求人になり、その中身は
非公開であることから貴重なものになっています。
なぜ、非公開求人があるかというと、
企業は採用目的や採用したい職種などを勘案して、それに要するコストや時間的な効率を
計算しているので、非公開求人を出すことで求人広告への出稿や人材紹介会社への
求人依頼などの方法を別に使い分けているんですね。

非公開求人と退職強要のポイントとは


会社側が非公開求人をしつこくしてくるのは、社員を解雇させるためには、整理解雇の要件に該当する必要があるからです。
あくまで、説得するだけなら良いのですが、非公開求人において、その方法が社会的相当性を逸脱した時は、退職強要になります。
非公開求人をして退職しなければ、解雇すると告げるのは、退職強要に該当し、違法となります。
つまり、解雇というのは簡単にできないわけで、そのためには会社側は、非公開求人という策を講じてくるわけです。非公開求人は、端的に言うと肩たたきになり、使用者が従業員に、退職を提案する行為をさします。

非公開求人をするにあたって、婚姻、妊娠、出産などの差別的理由でそれを行使すると、退職強要に該当します。

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