ホスピスはあくまでも終末期医療を行なう施設
十分すぎる位のサポート体制と設備環境が整っていますから、当然費用も高いだろうと思われがち。
ホスピスへの入院を希望したいが、お金がなくて諦めざるを得ないという人も多いと聞きます。
けれど、そんな心配は一切ご無用、昔と違って今は、自分で自分の余命をきちんと把握した上で、終幕の方法を選択出来る自由が確立されているのです。
そう、ホスピスは費用的な面だけで言えば決して特別な場所ではないんですね。
ホスピスは人生のターミナルケア、それも理想の緩和ケアを施してくれる施設として、昨今急激に人気を博しています。
私たち人間の命はあくまでも限られているものですから、どんなに多額の費用を費やしても、終わるものは終わってしまうのです。
そんな人生の最後を演出するプロ集団とも言えるスタッフが結束する施設、それがホスピスです。
ホスピスはあくまでも終末期医療を行なう施設ですから、費用も一般の病院で入院するのと同じ感覚で考えていいでしょう。
勿論健康保険も使えますし、生命保険などの入院対象にもなります。
いや、ホスピスでは病院のような化学治療や放射線治療を行ないませんから、むしろ費用はリーズナブルだと言えるでしょうね。
また、個室は必ず有料で、所謂差額ベッド代が必要になるという概念も、ここには通用しないのです。
何故なら、ホスピスの基本は、一個人を大切にする事ですから、費用面でもそれを実現しています。
条件付きで無料提供されている個室も多く、例え優良であっても、これまたかなりリーズナブルに価格設定されている施設が非常に多いんですね。
それに、当然の事ながら3食付き、おむつやおやつなど、細かい実費以外の費用が殆どかからないという前提でホスピスへの入院を検討されるといいでしょう。
ホスピスの差額ベッド代を含む入院費用は、高額医療費の対象となります。
即ち、月々6万3,000円を超えた場合、その超過分が返金されて来る事になるのです。
もっと分かり安く言うと、ホスピスの基本的な費用は6万3,000円以上掛かる事がないという事です。
勿論、細かい実費は必要になりますし、返金されるのは手続きしてから数ヶ月後ですから、一時的な入院費用は必要ですけどね。
それもまあホスピスの事務関係者などとの相談でいろいろな案を提示してもらえる事でしょう。
それでも、どうしても不安だとおっしゃる方は、一度関連のブログやサイトで調べてみられるといいと思いますよ。
恐らく、費用など気にせず、ホスピスで自分らしい余生を送る選択肢を選ぶ後押しになるだろうと私は思いますね。
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