今でこそホスピスは、日本でも誰もが知ってる医療施設です。
ホスピスが行なう終末期医療の緩和ケアの歴史は古く、中世ヨーロッパに遡ります。
日本のホスピスの最大の魅力は、大病院より遙かに医師や看護師の数が多く、
一人一人に合った手厚いケアを受けられる事です。

ホスピスは、抗がん剤治療や放射線治療のような人工的に酷使する治療は行なわれません。
あくまでも自然体がモットーのホスピスでのケア、今はその選択肢も当たり前に
認められるようになりました。ホスピスは最後まで自分の意志で自分らしく
生きるチャンスを与えられるようになった事でホスピス選びが非常に重要になって来ます。

ホスピスのデメリットのポイントとは


しかし、共同の祭壇においては、ホスピスでも、お花や線香でのお供えができるところはたくさんいります。
また、お参りした時の満足度を高めるように工夫をしているホスピスの施設もたくさんあります。
基本的にホスピスは、収蔵期間が決まっているケースが多く、33回忌までの保管や期間満了時に契約更新が必要になってきます。
期間が切れたままホスピスを更新しないと、管理者や、お寺の住職が、供養した後に土に埋葬して、合祀墓として供養することになります。
墓石型の場合であっても、ホスピスの場合、水をかけて供養するというのは、室内なのでできません。
また、ホスピスの場合、通常のお墓参りと違い、室内なので、外でのお墓参りが慣れている人にとっては、充足感に欠けるデメリットがあります。
お花を添えたり、お線香を焚くことができないホスピスもあるので、お供えしたい人にとってはデメリットになります。
そして、ホスピスの場合、老朽化するというデメリットも避けられない問題の1つと言えます
もちろん、これらのホスピスのデメリットは、一般的な問題であって、しっかりと対処しているところもあります。
また、ホスピスの場合、年間管理費が毎年かかってくるので、これもデメリットの1つと言えそうです。
契約期間が決まっているホスピスが圧倒的に多く、契約期間を過ぎると合祀されるので要注意です。
ただ、ホスピスの中には、遺骨を前にして拝むことができないところすらあるので、これは大きなデメリットです。

ホスピスを利用する時は、デメリットをよく考え、お参り方法などもしっかり確認することです。

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