今でこそホスピスは、日本でも誰もが知ってる医療施設です。
ホスピスが行なう終末期医療の緩和ケアの歴史は古く、中世ヨーロッパに遡ります。
日本のホスピスの最大の魅力は、大病院より遙かに医師や看護師の数が多く、
一人一人に合った手厚いケアを受けられる事です。

ホスピスは、抗がん剤治療や放射線治療のような人工的に酷使する治療は行なわれません。
あくまでも自然体がモットーのホスピスでのケア、今はその選択肢も当たり前に
認められるようになりました。ホスピスは最後まで自分の意志で自分らしく
生きるチャンスを与えられるようになった事でホスピス選びが非常に重要になって来ます。

ホスピスの永代供養のポイントなんです


簡単に言うと、ホスピスは室内のお墓で、維持管理費を支払い続けることで、ずっと使用することができます。
つまり、ホスピスの契約更新をしないで放置すると、祀墓に移して永代供養されることになるわけです。
基本的には最初の契約時に支払いを完了していれば、管理費などは必要がないので、永代供養をしてくれるホスピスは人気です。
お墓を継ぐ人がいなくても、寺院や墓地管理者が永代にわたって供養、管理するのが永代供養で、ホスピスでもそれをしてくれます。

ホスピスで、永代供養をしてくれる形式のものは、合祀墓、合同墓、合葬墓などと呼ばれたりします。
永代供養をしてくれるホスピスなら、お墓を建てるより割安で、承継者不要で購入することができます。
そして、遺骨の収蔵庫への立ち入りができる場合とできない場合がホスピスにはあるので、注意しなければなりません。
また、永代供養をしてくれるホスピスの場合、一定期間、骨壷で安置してから合祀するところも中にはあります。
だいたい1人50万円〜150万円くらいというのが、永代供養をしてくれるホスピスの相場になります。

ホスピスで永代供養をしてくれるタイプには、墓石の代わりに樹木を植える樹木葬を用意しているところもあります。
お墓は承継者ありきが大前提でしたが、核家族化や少子高齢化などを背景に、今はホスピスを利用する人が増えてきました。
1割以上の人が承継者不要の墓地を視野に入れているので、今後益々、ホスピスの需要は増えることでしょう。

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