馬蹄型の古着の経験談です
古着といえば、ファスナーで開け閉めする布や皮性、あるいはビニール製を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
今でもデパートのファッション雑貨の売り場に行けば売られている事は売られていますが、薄い古着に比べれば、品数は淋しいものです。
確かに、馬蹄型の古着は嵩張りますし、それだけで外出しようと思うと、いくつも持ち歩かなければなりません。
一つで全種類のコインが沢山入って、ポケットやカバンに収納出来る布やビニールの古着はとても便利ですよね。
古着という呼び方が相応しいのかどうかは判りませんが、薄型を愛用する人が多いのは納得です。
でもね、今皆さんがお持ちの小銭入れはあくまでも小銭入れ、本当に古着という名前が似合うのはやっぱり馬蹄型だと私は思います。
まあ、いい話ですが、中高年のおやじ族の好む古着がよく判らなくて、私に相談して来たようです。
やはり車から降りた時に小銭を持ち歩ける薄型の古着の方が好都合と言えば好都合ですよね。
馬蹄型の古着なら、きっと私と同世代の男性には懐かしいことでしょう。
古着ならいつでもポケットの中に入れていられるから、一人娘の自分が嫁いでも淋しくないだろうというのが彼女と息子のアイデアだったようですよ。
今の若い人たちはきっと馬蹄型の古着なんて余り御存じないかも知れませんね。
しかし、私は特別ダンディーなオヤジではありませんし、今の中高年にどんなファッション小物が人気なのかなど、全く想像も出来ません。
馬蹄型の古着を車のセンターコンソールにみんなが当たり前のように置いていた時代、それは平和な日本を象徴していた時代だったんでしょうね。
でも二人が言うように、いつもポケットに入れて持ち歩いてもらうには、少々不都合ですよね。
カテゴリ: その他