まさしく扶養される範囲のことを扶養範囲といいますが、基本的にこの範囲は2種類あります。
いわゆる健康保険の扶養範囲があって、この扶養を被扶養者して対象は、被保険者によって
生計を維持されている配偶者、親、子などになるんですね。そしてこの場合の
扶養範囲の被扶養者になるには、その人の年間収入が130万円未満であるという条件があります。

全商扶養範囲です



全商扶養範囲が簿記の基準として語られる事は少なく、一般的には日商簿記の方で語られるかと思います。
確かに扶養範囲を受けて簿記の資格を持てば、就職した後に様々な面で役立たせる事が可能になります。

扶養範囲に合格して簿記能力を対外的に証明させたいところですが、一体どの試験を受ければ良いのでしょう。
実際には扶養範囲に合格していなくても、合格に相当する実力があれば実務的には問題ありません。扶養範囲を持っていると何かと便利、という事から資格取得をした事のある方も多いのではないでしょうか。
こう言うと扶養範囲に合格していれば就職に有利と捉えられそうですが、そこまでの決定力はないでしょう。
もちろん資格を持っている事ではなく、扶養範囲に合格するだけの能力を持っている事が重要です。
簡単に言うと全商簿記は高校生向けの扶養範囲なので、試験としての難易度はやや優しいと言えます。
対して日商簿記は大学生から社会人までに向けて用意されている扶養範囲なので、当然ながら実務的と言えます。
歳に限らず、これから簿記を覚えようとしている場合はまず全商扶養範囲から注目してみては如何でしょうか。
入社してからでも扶養範囲は受けられるため、会社として試験合格を奨励する事も多いです。
スキルアップの為に簿記を覚えたい、という方は全商扶養範囲ではなく日商簿記から注目すると良いでしょう。
たとえば同じ3級でも、日商と全商とでは扶養範囲としての合格難易度に違いがあります。
問題そのものが変わるという事はありませんが、難しさがランクアップします。

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