臓器移植をする場合の臓器提供について

死後に臓器を提供してもよいというドナーや、その家族の意思を臓器移植ネットワークでは、尊重しています。
また、心臓、肝臓、肺、膵臓、腎臓、小腸のあっせん事業も臓器移植ネットワークではしています。
また、家族が提供の意思を示した患者が、脳死が推定される場合、臓器移植ネットワークは尽力します。
その際、臓器移植ネットワークに所属する移植コーディネーターが、患者の家族にしっかりと説明していきます。
専任の移植コーディネーターが、臓器移植ネットワークでは、24時間対応で待機しているので万全です。
臓器を提供してもらいたいレシピエントに対して、臓器移植ネットワークは、最善の方法で臓器が贈られるよう橋渡しをします。
そして、ドナーの血液検査や摘出チームの編成と調整までも、臓器移植ネットワークが実施しています。

臓器移植ネットワークは、ドナー情報の収集や、提供協力病院とドナー家族への対応に日々務めています。
日本唯一の臓器移植の斡旋機関で、略称JOTとして知られていて、積極的に活動、推進しています。
きちんとした基準に基づいた適正で公平なレシピエントの選択を臓器移植ネットワークでは、取計らっています。
臓器移植は、善意の提供があって成り立つ医療になるので、臓器移植ネットワークでは、その部分を強く尊重しています。
臓器移植ネットワークで集められた寄附金は、移植の普及啓発に必要な臓器提供意思表示カード付リーフレットやパンフレットの作成などに使用されています。