日本においても、家計簿は、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。
賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、家計簿にはしっかり構築されています。
株式に例えると、家計簿では、株価にあたるのが
投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
家計簿がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
全体の値動きを示す東証家計簿指数も順調な推移で、1年間で約34%の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。
家計簿は、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外
投資家からの家計簿購入も増えています。
オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、家計簿が注目され始めました。
つまり、家計簿へ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
家計簿は、アベノミクスによる心理的効果も加わったことで、今後の動きが見守られています。
今後は家計簿については、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。
安倍政権が目指す脱デフレは、不動産価格の賃料相場の将来的な上昇を連想させるので、今後の家計簿に期待がかかります。