兼業とは、本業のかたわらに他の仕事をする事を指します。
基本的に兼業という言葉は、農業現代化の過程の中で出てきた言葉であって、
農家で多く使用されてきたんですよね。そして農家では、兼業の現象は顕著で、
農家は農業仕事と共に非農業、もしくは非農産業の仕事をしているんです。
兼業化の動きは機械化とも密接で、そうした動きは地域での農業構造をも変えていきました。

CADオペレーターで兼業の体験談です


後者の場合なら、ある程度の資格やスキルがあれば、そこそこOKと言えるでしょう。
果たして、どこまでを持って兼業と言うのかというのが、実に微妙なところです。
例えば、CADの資格を持っていて、10年程度のキャリアがあるとしましょう。
それにもう一つ、昨今は機械設計を人件費の安価な海外へ発注するという企業も増えているようです。
ならば、兼業でも十分じゃないかと思ってしまうんですね。

兼業の中には、比較的誰にでも出来る仕事が沢山あります。
今後その道でどこかの企業に就職するつもりがあるならそれもOKですが、兼業をするためにというのであればね。
でもって、自分がその仕事全体の中で何%位を事務所でこなしているかを考えると、自ずと兼業として成り立つかどうかも分かって来るのではないでしょうか。
まあ確かに、建築にしても機械にしても、設計図を書く段階では、大抵のCADオペレーターは、会社に行っていてもオフィス内でのデスクワークになります。
こうなって来ると、国内における兼業としてのCADの価値と必要性は益々低くなる訳です。

兼業と一口に言っても、様々な種類やスタイルがあります。
けれど、やはりCADのような専門職で、ましてや兼業となると、実績がものを言う訳で、まあ仕事がもらえる人というのは限られて来るでしょうね。
ただ、それでもそれが成り立っているCADオペレーターの方も大勢いらっしゃるにはいらっしゃいます。
少なくとも、土木関連のCADの場合は、何度も何度も下見や打ち合わせに現場へ行かなければなりませんよね。
でも、兼業だけで食べて行くとなると、ましてや家族を養うとなると、並大抵の事ではないと思われます。
なので、兼業として完全にNGではないのもまた事実ですからね。
決して多くはないCADの兼業に関する情報ですが、関連のブログやサイトでしっかり調べて、ガッツリものにしていただきたいものですね。

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